大切な予定がある日に生理が重ならないように、ピルを服用し生理の時期を一時的に調整することができます。
月経移動の方法
月経移動は、生理を早める方法と遅らせる方法があります。
予定があらかじめわかっている場合は早めのご受診をおすすめします。
ピルの服用により吐き気が出る場合があります。ご希望の方は吐き気止めを処方いたします。
生理を早める方法
大事な予定の前に生理を移動する方法です。
ずらしたい生理のひとつ前の生理開始から5日目までに中用量ピル(プラノバール)を10日間服用します。
服用終了後2~4日後で生理が来ます。
<例>
生理を避けたい期間 | 6月15日〜6月20日 |
次回生理予定日 | 5月15日 |
受診目安 | 5月上旬あたり |
遅くても生理5日目までに来院 |
生理を遅らせる方法
次回生理予定日の7~5日前から服用し、生理を避けたい日まで服用します。ピルを服用している間は生理が来ませんが、服用を中止してから2~4日後に生理が来ます。大事な用事の間もピルを飲み続ける必要があります。
<例>
生理を避けたい期間 | 5月15日〜5月20日 |
次回生理予定日 | 5月15日 |
受診目安 | 5月8日辺りまで |
遅くても生理予定日5日目までに来院 |